アポスティーユてなに??
今回は、フィリピンのアポスティーユという書類について簡単に説明していきます。
会社から「アポスティーユを奥さんに取得してもらってください」といわれ、なにそれ?と訳が分からず苦労したので、今回はそこを簡単に説明します。
というのも調べても難しい言葉で結局何が言いたいの?となるんですよね。
今回は、僕なりに難しい言葉はできるだけ、かみ砕いて説明していきますね。
これだけ、読めば申請の仕方は問題なしでできますよ。
赴任者が日本にいる間にやっておくべきことも書いていますので、参考にしてくださいね。
- アポスティーユとは
- アポスティーユ申請に必要なもの
- アポスティーユ申請に手順
アポスティーユとは
「外国公文書の認証を不要とする条約(略称:認証不要条約)」(1961年10月5日のハーグ条約)に基づく付箋(=アポスティーユ)による外務省の証明のこと
公印確認・アポスティーユとは|外務省 (mofa.go.jp)
よくわかんないですよね。
結局なに?となると思いますが、簡単に言うと、下記です。
- 市役所とかで発行する住民票に外務省が「本物ですよ」とつけてくれる証明書のこと
もっと簡単に言えば、日本国内でしか使えない書類を海外でも使えるようにするものです。
少しはイメージつきましたか?
じゃあそもそもなぜ必要なの?今度は、そこを少しだけ、説明しますね。
フィリピンでアポスティーユがいる理由
それは、家族の帯同VISAを取得するためです。
なぜなら、仕事で赴任したあなたは、就労VISAを会社経由で、会社員という形で入手することができますよね。
でも、家族はどうでしょうか?
フィリピン政府からすると、「本当にあなたの家族ですか?」となるわけです。
そこで、家族です。という証明が必要になります。
日本で発行する住民票や戸籍謄本に対して、外務省がお墨付きの書類(アポスティーユ)を一枚添えてもらうことで、きちんとした証明になるんですよ。
なので、アポスティーユは、家族の帯同VISAの取得をするために必要というわけなんです。
アポスティーユ申請書類
次に、そのアポスティーユを取得するための方法を説明しますね。
実際に用意するものは、これだけです。
- 承認をとりたい公的文書
(発行から3ヶ月以内の原本) - アポスティーユ申請書
- レターパック
(返信先記載のもの)
送付先 | 住所 |
---|---|
外務本省(東京) | 〒100-8919 東京都千代田区霞が関2-2-1 外務省南庁舎1階 外務省 領事局領事サービスセンター 証明班 |
大阪分室 | 〒540-0008 大阪府大阪市中央区大手前4-1-76 大阪合同庁舎第4号館4階 外務省 大阪分室証明班 |
ここでいう承認をとりたい公的文書に関してPOINTです。
- 赴任者が、住民票を抜く前に住民票を出しておくこと
我が家がやったミスなので、同じ過ちを繰り返さないようにしてください。
というのも、赴任者が住民票を抜いた後に、申請しようとすると、戸籍謄本しか家族の証明する手段がなくなります。
特に、住民票と本籍の場所が違う人は、格段に、取得するのがめんどくさくなりますので、注意ですよ。
外務省に送る書類は、3か月以内に発行したものが必須ですが、アポスティーユがつけば、3ヶ月過ぎても特に問題ないです。
赴任者が住民票を抜く前に住民票を出して、アポスティーユを申請しちゃってくださいね。
郵送の場合は返送まで10日程度の日数がかかりますよ。
- アポスティーユに有効期限なし
返信用の封筒でレターパックが推奨されています
下記コンビニか郵便局で買えます。
売り場になければ、店員さんに確認してみてください。
- ローソン
- 100円ローソン
- ミニストップ
- デイリーヤマザキ
- セイコーマート
- セブンイレブン(一部店舗のみ)
- ファミリーマート(基本的に取り扱いなし、一部店舗のみ販売)
アポスティーユてどんなもの?
実際には、このような紙が1枚必要です。
この紙が、家族であることの証明になります。
子供のVISAも取得する場合、家族分あったほうがやはり安心ですので、まとめて申請したほうがいいですよ。
ただ、家族で1枚でいい場合もありますので、そこは念のため拠点人事などに確認しておくといいと思います。
まとめ:フィリピンのアポスティーユとはなに?
- 市役所とかで発行する住民票に外務省が「本物ですよ」とつけてくれる証明書のこと
いる理由としては、
日本で発行する住民票や戸籍謄本に対して、外務省がお墨付きの書類(アポスティーユ)を一枚添えてもらうことで、きちんとした証明とするため。
これぐらいで覚えておくと、覚えやすいかもしれないですね。
言葉は、よくわかりませんが、申請自体はそこまで大変ではないですよ。
日数が10日程度かかることは、覚えておいてくださいね。